安全の考え方について

  • 長期管理施設での追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になるように安全に管理していきます。

    8,000ベクレル/kgを超える廃棄物を処理する場合でも、一般公衆の年間線量限度である1ミリシーベルト/年を上回らないように、廃棄物の放射能濃度に応じた適切な措置を講じます。
    また、廃棄物の搬入後の長期管理施設周辺にお住まいのみなさまへの影響は、0.01ミリシーベルト/年(人の健康に対する影響を無視できる値)以下とすることができます。

    (参考)原子炉等規制法の下においても、原子力発電所の解体によって発生する廃棄物の処理に関する基準は、処理に伴い周辺住民が受ける追加被ばく線量が1ミリシーベルト/年以下、廃棄物の搬入後の追加被ばく線量が0.01ミリシーベルト/年以下となるよう設定されています。
    また、IAEA(国際原子力機関)は「8,000ベクレル/kg以下の廃棄物を追加的な措置なく管理型処分場で埋立処分することは、既存の国際的な方法論と完全に整合性がとれている」と評価しています。