処理の必要性・安全性

千葉県においては、焼却灰や下水汚泥などの指定廃棄物が県内に分散して一時保管されており、保管場所がひっ迫しています。これらを集約して安全に処理するため、長期管理施設を県内に1カ所設置します。他県で発生している指定廃棄物を持ち込んで処理することはありません。

施設の安全性

指定廃棄物の長期管理施設では、二重のコンクリート構造とし、管理点検廊を設けるなど何重もの対策を講じ、雨水や地下水などが長期管理施設内に浸入することを防ぎます。これらの対策により、放射性物質が外に漏れ出すことを防止します。さらに、長期間にわたって、国が維持管理・点検することにより、周辺住民の方々への健康に対する影響が生じないようにします。

処理の安全性について~4つのポイント~

県内の指定廃棄物のみを処理します

  • 県内の指定廃棄物を県内で処理します。
  • 他県の指定廃棄物を県内に持ち込みません。

周辺環境への影響を防ぎます

  • 屋根を設置して、雨水の浸入を防ぎます。
  • 搬入終了後は、上部をコンクリート製の覆いでふたをし、さらにその上を止水性のある土壌等で覆います。

災害や事故に備え、維持管理を継続します

  • 搬入時、搬入後も、定期的にモニタリングを実施します。
  • それでも災害や事故が起きた場合、迅速に対応します。

廃棄物を安全に運搬します

  • 放射性物質が飛散・流出しないよう、容器などに収納するほか、雨水が浸入しないように遮水シートで覆います。

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