千葉県における取組について

千葉県においては、国による長期管理施設の整備に向け、自治体との意見交換を重視し、指定廃棄物の処理に向けた共通理解を醸成するため市町村長会議を開催し、議論を重ねてきました。
平成26年4月の市町村長会議で確定した千葉県における長期管理施設の選定手法に基づき選定作業を進めた結果、平成27年4月に詳細調査候補地を1カ所公表しました。平成27年5月以降、選定した自治体及び地元自治会等への説明を重ねてきましたが、調査の実施には至っていません。
国としては今後も責任をもって、指定廃棄物の安全な処理に向けた取組を進めていきます。

処理の必要性・安全性について

千葉県においては、焼却灰や下水汚泥などの指定廃棄物が県内に分散して一時保管されており、保管場所がひっ迫しています。これらを集約して安全に処理するため、長期管理施設を県内に1カ所設置します。他県で発生している指定廃棄物を持ち込んで処理することはありません。
ここでは、指定廃棄物の一時保管の現状や、国による安全な処理についてご説明します。

指定廃棄物の処理に向けた検討経緯

千葉県においては、自治体との意見交換を重視するため市町村長会議を開催し、科学的・技術的な観点から議論をいただくため指定廃棄物処分等有識者会議を開催してきました。平成25年10月の有識者会議で、長期管理施設の候補地を各県で選定するためのベースとなる基本的な案をとりまとめ、平成26年4月の市町村長会議で、千葉県の実情に配慮した選定手法、評価に用いるデータを確定しました。
ここでは、これまで開催してきた市町村長会議等を紹介するほか、選定手法等についてご説明します。

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